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Farming Simulator 19 trailer, But its BFG Division | Epicflyinmaddog
「『ファーミングシミュレーター19』の予告編、ただし“BFG Division”〔『Doom』サウンドトラック〕」
サブカル、ときどき政治。Subculture+(サブカルチャー・プラス)は、映画、読書、PCゲーム、ウェブ・カルチャーなどを主な題材に、要注目の新作・日本未公開作情報から、海外記事の紹介、レビュー・考察まで、娯楽と思索を横断する記事をお届けします。
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「『ファーミングシミュレーター19』の予告編、ただし“BFG Division”〔『Doom』サウンドトラック〕」
うっかり見逃していたが、史上初の「スイスプロイテーション」映画を名乗る『Mad Heidi』(マッド・ハイジ)の予告編を紹介。
作品名:Afterlife Arcade
開発元:Rickperros
発表年:2018年
itch.ioにて無料配布
1990年代のゲーム・センターでゾンビの群れを迎え撃つ、ウェーブ式のサバイバルFPS。
プレイヤーは、ゾンビを倒して得られるチケットを、武器やスキルのアップグレードと、次のエリアに進むための扉の開放、あるいはゾンビ出現ポイントのバリケード(すぐに破壊されるが)に使用でき、ラウンド形式の攻防を繰り返しながら、自分のタイミングで次のエリアに進んでいくかたちとなる。
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± BLVCK CEILING - Grins ± | N¡gh†m∆res ∆nd 8Ø8s
「BLVCK CEILING - Grins 〔原曲:Charli XCX〕」
紹介するのは、The New Yorker のかなり痛烈な記事「『レディ・プレイヤー1』におけるスティーヴン・スピルバーグの無自覚で、ゾッとするようなポップ・カルチャー・ノスタルジア」(Richard Brody, "Steven Spielberg’s Oblivious, Chilling Pop-Culture Nostalgia in 'Ready Player One'”, The New Yorker, 2018/04/02)。
アメリカでは2018年3月29日に公開され、日本でも4月20日に公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画『レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)。《仮想現実「オアシス」を舞台に、少年が仲間たちとともに巨大企業に立ち向かい、世界を救う》という冒険物語風のこの映画をめぐっては、その不穏なディストピア的な性格が指摘されている(関連記事「『レディ・プレイヤー1』:現実世界の破滅に声援を送る」)。ここで「ディストピア的」というのは、物語の舞台となる世界が荒廃している、という意味においてではなく(その意味でのディストピアは意図されている)、作者たちによって自覚されていない荒涼とした精神風景がそこに広がっている、という意味においてである。
The New Yorker 記事は、この映画を「ホラー映画」と評し、物語の中核にあるポップ・カルチャーへのノスタルジアに、すなわち、物語内の仮想現実「オアシス」の創造主ジェームズ・ハリデーと、映画の作者スピルバーグとが二重写しとなって繰り広げられる過去への偏愛にグロテスクなものが潜んでいるのだ、と指摘する。
作品名:Bleeding Together, Dying alone
開発元:René Rother
発表年:2018年
itch.ioにて無料配布
覆面の男が自分の胸にナイフを突き刺し、噴き出した血が大地を赤く染める。その血を呼び水のようにガサガサガサと群がってくるクリーチャーをショットガンでなぎ払っていると、新たなタイプの敵が登場し始め、やがて……。ワンヒット即死の短編シューター。
昨日の映画『Assassination Nation』紹介記事に関連して、映画に劣らず怖い現実世界のサンプルを少々。
現代アメリカの右翼的なパラノイアといえばこの人、ネット陰謀論番組「InfoWars」のホスト、アレックス・ジョーンズ(Alex Jones)。以下は、トランプ大統領就任一周年目の1月20日に抗議の意思表明として全米各地で再び行われた「女性たちの行進」(Women's March)をめぐって、「デモ参加者を逮捕しろ!」と彼が絶叫しているくだりを実際のデモの光景とミックスした風刺動画だが、「もはや笑えない」とのコメントが寄せられている。
あからさまなでっち上げや自己矛盾にもかかわらず、そこで展開されている「奴らは我々を殺しに来る」「奴らは地上のクズだ」「軍を出動させろ」という憎悪のロジック(?)は「笑えない」のである。
Assassination Nation - Sundance Teaser
誰が書いたのか忘れたけれど、こんな感じの引用を読んだことがある。「人口の10%は冷酷である、10%は慈悲深い、残りの80%はどちらの方向にでも傾き得る」と。それを書いた人は、WorldStar のケンカ動画も 4chan もツイッターも見たことがなかったのだろう、っていう確信が私にはある。
2018年1月21日にサンダンス映画祭にて初上映され、話題を呼んだアメリカ映画『Assassination Nation』(アサシネーション・ネーション)の予告。
(※)以下では、『We Know the Devil』のエンディングの一つに登場するセリフを複数取り上げています。ネタバレ注意。
本日のフレーズ:
Promise me hell is right there, right behind that door. All of it. Promise, really promise, there's no going back.
(We Know the Devil, Date Nighto, 2015)
本日のフレーズ:
Mae:
Do you believe in anything at all?Angus:
Um well so like the constellations I don't believe there's a whale out there.
But I uh believe that the stars exist and that people put the whale there.
Like I dunno. We're good at drawing lines through the spaces between stars.
Like we're pattern-finders, and we'll find patterns.
And we like really put our hearts and minds into it.
And even if we don't mean to.
So I believe in a universe that doesn't care and people who do.
(Night in the Woods, Finji, 2017)
Fever Ray - To The Moon And Back (Official Video)
Fever Ray(フィーヴァー・レイ)の新曲“To The Moon and Back”。
Fever Ray ことカリン・ドレイヤー(Karin Dreijer)は、2014年に解散したスウェーデンのエレクトロ・ミュージック・姉弟デュオ The Knife の片割れ(姉)。Fever Ray 名義でのソロ新曲は、2009年のファースト・アルバム以来。素晴らしい。
1984年にイギリスで放送が開始され、1989年にはアメリカでも放送が始まった『きかんしゃトーマス』シリーズ。日本では、1990年から『ひらけ!ポンキッキ』の枠内で放送が開始された。人形劇からCGアニメーションへと姿を変えながら現在まで続いている人気シリーズである(Wikipedia 日本語 2017/10/01アクセス)。
この子ども向け番組のことを、全体主義的なディストピアの描写、と呼ぶのは、突飛な見解に聞こえるだろうか?
The New Yorker の記事「『きかんしゃトーマス』の抑圧的で権威主義的な魂」(Jia Tolentino, “The Repressive, Authoritarian Soul of ‘Thomas the Tank Engine & Friends’”, The New Yorker, 2017/09/28)は、『きかんしゃトーマス』の作品世界を覆う不穏なモチーフを分析している。
Anna and the Apocalypse - Official Trailer
エドガー・ライト監督『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)からかれこれ十数年。再び英国から傑作を予感させるインディー・ゾンビ・コメディが登場。『アナとアポカリプス』(原題)の予告編。ゾンビ・アポカリプスを歌って殺して生き延びるスコットランドの女子高生アナと少年少女たちの青春ホラー・ミュージカル。大ヒット作『アナと雪の女王』(原題:Frozen)をもじって『アナ黙』とか呼ばれて欲しいような欲しくないような……。
予告編にゾンビ相手にウルヴァリンごっこ(?)をしている少年の姿が一瞬映るが、主演のエラ・ハント(Ella Hunt)は、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012年)にも出演していたようだ(IMDb)。歌声は保証済み?
監督ジョン・マクフェール(John McPhail)。9月22日にアメリカ、テキサス州オースティンでの Fantastic Fest にて初上映。
(ソース:Birth.Movies.Death., IMDb)
映画、ゲーム、コミックなどに遍在するゾンビ。その人気を可能にしたのは、ジョージ・A・ロメロの創造と、配給会社のミスだった。
kaptainkristian ことクリスチャン・ウィリアムズ氏の動画「『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』:著作権の恐怖」(英語)は、そんなゾンビ・ジャンルの氾濫にまつわる歴史をあざやかに解説している(The Verge の記事より発見)。
2017年後半~2018年前半あたりにリリースが見込めそうな海外インディー・ゲームから注目のタイトルをリストアップ。いずれも Steam での配信が予定されているもの。
(※)発売予定は、公式サイト、Steam ストアなどに2017年8月27日にアクセスして確認できたものを記載。最新の発売予定日や日本語化の有無などについては、各作品の公式サイトやストアのリンクを参照下さい。
Salon に「『A Gray State』:死にいたる自らの狂気への転落を撮影した右翼の陰謀論者」(Gary M. Kramer, "'A Gray State': A right-wing conspiracy theorist films his own deadly descent into madness", Salon, 2017/07/06)と題された興味深い記事が載せられていた。『A Gray State』という、今年完成されたドキュメンタリー映画に関する記事だ。ヴェルナー・ヘルツォーク監督のドキュメンタリー映画『グリズリーマン』(2005年)のプロデューサーとして知られるエリック・ネルソンが監督し、ヘルツォークがプロデューサーを務めている。
【ネタバレ注意】
以下で紹介する記事「ゾンビのことは忘れろ:ヤングアダルト・ゲームの、ホットな新しい悪役は世界そのものである」(Patrick Lee, "Forget zombies: In young-adult games, the hot new villain is the world itself", The A.V. Club, 2017/04/26)の原文は、『Life Is Strange ライフ・イズ・ストレンジ』、『Until Dawn アンティル・ドーン』、『Oxenfree』、『Night In the Woods』のゲーム4作品のネタバレを含む。以下の抜粋でも、『Oxenfree』、『Night In the Woods』のそれぞれの終盤の展開について具体的に触れた箇所を訳している。こちらの2作はいずれも現時点で公式日本語リリースのないインディー・タイトルだが、ネタバレを望まない方は要注意。
本日のフレーズ:
Alex: Maybe she was up to something, you ever think of that? I mean, she's wrapped up in this thing somehow.
Jonas: Maybe...but also, things don't have to make sense. Sometimes...stuff just happens...and that's the end of it.
Oxenfree, Night School Studio, 2016
作品名:Asemblance
開発元:Nilo Studios
販売元:Nilo Studios
発売年:2016
PC(Steam)
「私とあなたでは、違う風に記憶しているみたいね・・・」
"I think you and I remember things differently..."
非常灯の赤い光とアラーム音とともに実験施設らしき空間の一区画に立っている自分に気がつく。機械的な音声が「緊急事態」を知らせ、ただちに目の前の端末を起動し、指示に従うように、とうながす。起動された端末のモニターには「今日のご機嫌はいかがですか?」と質問が表示され、それに四択で回答すると、周囲に通常の照明が灯り、緊急事態など起こっておらず、これは緊張した状況下で反応する能力を確認するためのテストだった、と告げられる。
作品名:Night in the Woods
開発元: Infinite Fall
販売元: Finji
発売年: 2017
PC(Steam)
プレイし終えてからだいぶ経つが、なかなか感想がまとまらない。もっとも、展開として何が起きたのか、テーマとして何が語られているのか、そういった部分は、意図された曖昧さも含めて、比較的明快で、かなりストレートでさえある作品だ。ただ、それについてどう受け止めるべきなのか、というこちら側の反応の面で考え込まされるのである。率直に、力強い作品だと思う。身の震えるような怒りや絶望や悲しみがあり、そして、それをまた包み込むような前向きな明るさがある。
以下、物語後半の具体的なネタバレは避けるが、作品のテーマについての解釈を含むので、予備知識なしにプレイしたい方は要注意。