[更新]『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン』PC日本語対応版、すでにGOGで販売中?

GOG.com


【更新】(2017/08/23)

 GOGでも日本からは購入できないようになった模様。ストア・ページそのものが表示できなくなっている。一方、Steamのリマスター日本語音声版は、「2017年10月5日発売」と予告されている。


 6月5日、カプコンのオープンワールド・アクションRPG『ドラゴンズドグマ:ダークアリズン Dragon's Dogma: Dark Arisen』がDRMフリーのゲーム・ストアGOGに登場した。定価は29.99ドルで、現在、販売開始セールとして60%オフの11.99ドルで売られている。

 カプコンの公式サイトには「2017年秋、最新ハードで発売決定!」とあり、PS4、XBOX ONE、Steamでの発売が告知されているが、Steam版は海外では2016年1月から販売されており(2017年6月6日現在、日本からアクセスすると、「このアイテムはお住まいの地域では現在ご利用いただけません」とエラー画面が表示される)、発売から一年半過ぎてDRMフリーとして再リリースされたGOG版のほうが、一足先に日本からもアクセス可能となってしまったようだ。

 GOGのストアそのものは日本語・日本円決済に対応していないが、ゲームの対応言語には、“Text only”(字幕のみ)としてではあるが、「日本語」が含まれている(【更新】起動して確認、セリフの字幕・UIともに日本語対応している。購入だけして、まだインストールをしていないので、私自身の目でゲーム画面の確認はしていない)。

 なお、Steam版が日本で発売されていない現在、このゲームについて検索すると、「日本からの入手方法」として、シリアルキー販売サイト、いわゆる「鍵屋」のG2Aの利用を紹介する記事が必ずのように出てくるが、G2A(およびその他鍵屋)は、不正入手されたキーの転売の温床となっているブラック・マーケットないしグレー・マーケットとして悪名高い。「仮に犯罪者の手にお金が渡ろうが、それは自分の責任じゃない、プレイできればいい」と思われるかもしれないが(思わないで欲しいが)、現実的な問題を言うと、ゲーム会社側がG2Aで購入されるキーを「サポートの対象外」とみなしているケースは少なくない。結果的にはプレイヤーからの反発を受けて措置を取りやめたようだが、2015年には、大手ゲーム会社のUbisoftが、盗まれたクレジットカードで購入され転売されていた大量のキーを一斉に無効化したこともある(※)。

 ということで、秋まで待てないせっかちな人は、正規の小売サイトであるGOGから安全に購入できるようになった、という朗報である。

【訂正・追記】

 記事タイトルに「今秋発売予定の」「日本語版」という言い方を使っておりましたが、「日本語音声版」との誤解を招くものなので、「日本語対応版」と訂正いたします。

 GOG版は英語音声で字幕のみ日本語対応。日本語対応はしているが、今秋発売と発表されている日本語音声版とはまた別物、ということになるのだろう。なので、日本語音声でプレイしたい方はおとなしく秋のSteamでの発売を待つほうが無難である。

(※)参考:

3 件のコメント:

  1. あのね、落としてみたけど
    日本語はいってないんだよね

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  2. あ、インストーラがちがうみたい

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    1. 解決されたのかな?
      GOG Galaxyをお使いの場合はSettingで言語選択するだけですが・・・。
      追記したように、「日本語版」という誤解のある書き方していましたが、日本語音声は初めから入っていません。

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