うっかり見逃していたが、史上初の「スイスプロイテーション」映画を名乗る『Mad Heidi』(マッド・ハイジ)の予告編を紹介。
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うっかり見逃していたが、史上初の「スイスプロイテーション」映画を名乗る『Mad Heidi』(マッド・ハイジ)の予告編を紹介。
YouTube の厳選動画をコメントなしで紹介。
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「BLVCK CEILING - Grins 〔原曲:Charli XCX〕」
紹介するのは、The New York Review of Books に載せられた長文エッセイ「エドワード・スノーデン再考」(Tamin Shaw, "Edward Snowden Reconsidered", The New York Review of Books, 2018/09/13)。スノーデンによる機密暴露5周年を念頭に書かれた、スリリングな論考である。
何か知られていなかった事実が述べられているわけではないが、エドワード・スノーデン本人というより、スノーデンを取り巻く群像を今日の視点から再構成することで、彼ら自身の語り口からは見えづらい、「スノーデン現象」の帯びてきた不穏な側面に光を当てている。
記事でも言及されているローラ・ポイトラスの二つのドキュメンタリー映画、『シチズンフォー』(2014年)と『リスク』(2017年)を見ておくと、時系列や登場人物が理解しやすいだろう。もちろん、この記事を読むと、彼女のドキュメンタリーの印象も少し変わってくるのであるが。
紹介するのは、The New Yorker のかなり痛烈な記事「『レディ・プレイヤー1』におけるスティーヴン・スピルバーグの無自覚で、ゾッとするようなポップ・カルチャー・ノスタルジア」(Richard Brody, "Steven Spielberg’s Oblivious, Chilling Pop-Culture Nostalgia in 'Ready Player One'”, The New Yorker, 2018/04/02)。
アメリカでは2018年3月29日に公開され、日本でも4月20日に公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画『レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)。《仮想現実「オアシス」を舞台に、少年が仲間たちとともに巨大企業に立ち向かい、世界を救う》という冒険物語風のこの映画をめぐっては、その不穏なディストピア的な性格が指摘されている(関連記事「『レディ・プレイヤー1』:現実世界の破滅に声援を送る」)。ここで「ディストピア的」というのは、物語の舞台となる世界が荒廃している、という意味においてではなく(その意味でのディストピアは意図されている)、作者たちによって自覚されていない荒涼とした精神風景がそこに広がっている、という意味においてである。
The New Yorker 記事は、この映画を「ホラー映画」と評し、物語の中核にあるポップ・カルチャーへのノスタルジアに、すなわち、物語内の仮想現実「オアシス」の創造主ジェームズ・ハリデーと、映画の作者スピルバーグとが二重写しとなって繰り広げられる過去への偏愛にグロテスクなものが潜んでいるのだ、と指摘する。
スティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)は、人々が仮想現実「オアシス」へと現実逃避する荒廃した2045年の未来で、「オアシス」の創設者の遺産をめぐり、17歳の少年が仲間たちとともに、世界支配をもくろむ巨大企業と争奪戦を繰り広げる物語である。2011年発表のアーネスト・クラインによる同名SF小説の映画化(原作は『ゲームウォーズ』の題で邦訳)。アメリカでは3月29日に公開され、日本でも4月20日に公開予定だ。
映画『レディ・プレイヤー1』予告 | ワーナー ブラザース 公式チャンネル
1980年代をはじめとするポップ・カルチャーへの参照が物語においても宣伝においても中心に置かれている本作。
Assassination Nation - Sundance Teaser
誰が書いたのか忘れたけれど、こんな感じの引用を読んだことがある。「人口の10%は冷酷である、10%は慈悲深い、残りの80%はどちらの方向にでも傾き得る」と。それを書いた人は、WorldStar のケンカ動画も 4chan もツイッターも見たことがなかったのだろう、っていう確信が私にはある。
2018年1月21日にサンダンス映画祭にて初上映され、話題を呼んだアメリカ映画『Assassination Nation』(アサシネーション・ネーション)の予告。
Fever Ray - To The Moon And Back (Official Video)
Fever Ray(フィーヴァー・レイ)の新曲“To The Moon and Back”。
Fever Ray ことカリン・ドレイヤー(Karin Dreijer)は、2014年に解散したスウェーデンのエレクトロ・ミュージック・姉弟デュオ The Knife の片割れ(姉)。Fever Ray 名義でのソロ新曲は、2009年のファースト・アルバム以来。素晴らしい。
Anna and the Apocalypse - Official Trailer
エドガー・ライト監督『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)からかれこれ十数年。再び英国から傑作を予感させるインディー・ゾンビ・コメディが登場。『アナとアポカリプス』(原題)の予告編。ゾンビ・アポカリプスを歌って殺して生き延びるスコットランドの女子高生アナと少年少女たちの青春ホラー・ミュージカル。大ヒット作『アナと雪の女王』(原題:Frozen)をもじって『アナ黙』とか呼ばれて欲しいような欲しくないような……。
予告編にゾンビ相手にウルヴァリンごっこ(?)をしている少年の姿が一瞬映るが、主演のエラ・ハント(Ella Hunt)は、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012年)にも出演していたようだ(IMDb)。歌声は保証済み?
監督ジョン・マクフェール(John McPhail)。9月22日にアメリカ、テキサス州オースティンでの Fantastic Fest にて初上映。
(ソース:Birth.Movies.Death., IMDb)
映画、ゲーム、コミックなどに遍在するゾンビ。その人気を可能にしたのは、ジョージ・A・ロメロの創造と、配給会社のミスだった。
kaptainkristian ことクリスチャン・ウィリアムズ氏の動画「『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』:著作権の恐怖」(英語)は、そんなゾンビ・ジャンルの氾濫にまつわる歴史をあざやかに解説している(The Verge の記事より発見)。
Chase from Páraic Mc Gloughlin on Vimeo.
写真家でもあるパライック・マクローリン(Páraic Mc Gloughlin)監督による3分の短編映画。アイルランドとポーランドで2年にわたり撮影されたものであるという。
監督は作品のモチーフを次のように語る(CityLab):
「都市の生活は速い。あなたは、あなたがどこかへ向かおうとするあいだに無数の人々の生を瞬間瞬間目にしながら、あなたの周りで起きていることを頻繁に見逃す」と、マクローリンは語る。「そのように、『Chase』の目まぐるしい性質は、都市に暮らすとはどのようなことかの何かしらを表現しているのだと思う」
ゲーム・シリーズ『Saints Row』のファンで、心はいつも木曜日「ヴァンダミンGO!」、という人にささやかな朗報。
『Agents of Mayhem』(エージェンツ・オブ・メイヘム)は、8月15日(日本時間では8月16日)に発売されるオープンワールド・アクション・ゲーム(Steam ※現時点では日本語非対応)。『Saints Row』(セインツ・ロウ)シリーズの開発スタジオ Volition の新作で、『Saints Row』シリーズと大きくクロスオーバーする作品世界を舞台としていることがすでに明かされている。
ゲーム内容を簡略にまとめれば、近未来の韓国ソウルを舞台に、問題児揃いの12人のスーパー・エージェントたちからミッションごとに3人をピックして、3者を自在に切り替えながら悪の組織相手にひたすら暴れまわる三人称視点のシングルプレイヤー・ゲーム、といったところ。1980年代アメリカのテレビアニメ・シリーズ『G.I.ジョー』を思わせる、と評されるコミック風のノリが特徴的で、『Saints Row』同様、ポップ・カルチャーの引用が随所に散りばめられているようだ。「ヴァン・ダム・ダンス」へのオマージュも、その一つらしい。
Memoryhouse - Sarah
Memoryhouse(公式サイト)はカナダのトロントを拠点に活動する、ドリーム・ポップ/シューゲイズ系の二人組。2016年のセカンド・アルバム『Soft Hate』より。なので新曲でもなんでもないが、比較的知られているバンドにしては、少ない再生回数だったので紹介。
Salon に「『A Gray State』:死にいたる自らの狂気への転落を撮影した右翼の陰謀論者」(Gary M. Kramer, "'A Gray State': A right-wing conspiracy theorist films his own deadly descent into madness", Salon, 2017/07/06)と題された興味深い記事が載せられていた。『A Gray State』という、今年完成されたドキュメンタリー映画に関する記事だ。ヴェルナー・ヘルツォーク監督のドキュメンタリー映画『グリズリーマン』(2005年)のプロデューサーとして知られるエリック・ネルソンが監督し、ヘルツォークがプロデューサーを務めている。
ドキュメンタリー映画『Risk』(2017年)は、エドワード・スノーデンの内部告発過程を描いたドキュメンタリー映画『シチズンフォー』(2014年)の監督ローラ・ポイトラスによる新作で、ウィキリークス(WikiLeaks)創始者のジュリアン・アサンジを6年間にわたり取材したものである。2016年にカンヌ映画祭で初上映され、アメリカでは5月12日からインターネット配信されている。
Risk [2017] | Official Trailer | A Film by Laura Poitras | Neon
ポイトラスら同作のプロデューサーたちは6月16日に共同署名でNewsweekに発表した声明で、映画の配給会社がアサンジとウィキリークスから映画の公開中止を要求する停止通告書(cease and desist letter)を受け取っていたことを公表した(Brenda Coughlin, Yoni Golijov and Laura Poitras, "Wikileaks Documentary Makers Accuse Assange of Censorship", Newsweek, 2017/06/16)。要点を以下に抜粋する。
5月にネットフリックスで公開されたドキュメンタリー映画『困った時のロジャー・ストーン』(Get Me Roger Stone, 2017)は、ネットフリックスに登録しているなら必見の作品だ。
Hills Beyond a River_隔江山色 from Hibanana Studio on Vimeo
Boing Boingの記事より発見。全画面モードでの鑑賞がオススメ。
ニューヨークと北京を拠点に活動するHibanana Studioのミャオ・ジン(Miao Jing)氏の監督作。『ブレードランナー』(1982)や『AKIRA』(1988)にも通じる、80年代サイバーパンク的な美学の漂う一作。動物たちがテクノのビートに乗って電脳都市空間を駆け抜けてゆく。
以下で紹介するのは、アメリカのユーモア・サイトCracked.comの動画「ISISはどのようにビデオゲームとハリウッドの技法をメンバー募集に駆使しているか」("How ISIS Uses Video Games & Hollywood Tricks For Recruiting", 2017/05/05)。Crackedは、いわゆるクリックベイト風のタイトルで釣りつつ(「ハリウッド映画のせいであなたが信じている4つのウソ」みたいな)、しっかりとした啓蒙的な記事を提供することで定評がある。モザイクが足されてはいるが、射殺の映像や死体の画像が含まれているため、年齢制限がかけられており、再生にはYouTubeへのログインが必要。閲覧には要注意。
LIKE ME | SXSW Teaser Trailer HD 2017 - BD Horror Trailers and Clips
自らがコンビニ強盗を行う動画を投稿した後にソーシャルメディアのフォローを集めたキヤ(Kiya)。つながりを求めて行動をエスカレートさせていく彼女の行きつく先とは・・・。
ネオンカラーに彩られた実験的映像でソーシャルメディア時代の孤独を描く映画『Like Me』(2017)の予告編。監督ロブ・モックラー(Robert Mockler)、主演アディソン・ティムリン(Addison Timlin)。上映時間80分。今月のサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW 2017)での上映がワールドプレミア。ロブ・モックラーは本作が長編監督デビュー。
Samuel L. Jackson Answers the Web's Most Searched Questions | WIRED
——サミュエル・L・ジャクソンってアニメが好きなの?
好きだとも。ヘンタイもね。(Yes, I do. Hentai too.)
Wiredの動画「サミュエル・L・ジャクソンがウェブで最も検索される質問に回答」(英語)より。英会話の勉強に使えそうなビデオだ。
It Comes At Night | Official Teaser Trailer HD | A24
Bloody Disgustingの記事より発見。ほとんど中身を明かさずに謎だけを残すこの予告を最近なかなかお目にかかれないものとして称えているが、同感。逆に言うと、悲しい現状ってことだけれど。白い犬が闇に向かって吠えているポスター画も印象的(記事参照)。記事にはプレスキットからのものと思われるあらすじが記載されているが、あえて訳さないで置こう(というか、謎めいていて、正直、訳語の選択に自信が持てない)。超自然的な脅威と、その状況下での人間同士の相互不信、という比較的標準的なモチーフがほのめかされているが、赤の他人同士の二組の家族を軸に物語は展開するらしく、複眼的で奥行きのあるドラマを期待できそうだ。