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【ゲームの英語】『Fallout 4』:“Hit the road.”

「お前は軍隊タイプじゃない、一匹狼だ」

 本日のフレーズ:

I can usually size people up at a glance, but you...you're different. And it's bugging the heck out of me. You're not the military type, you're a loner. So I can't figure out why you're sticking around. You got what you wanted, so why don't you hit the road?

Fallout 4, Bethesda Softworks, 2015)

【映画予告】『Mad Heidi』:チーズ・ファシストを血祭りにあげる、大人になったアルプスの少女

 うっかり見逃していたが、史上初の「スイスプロイテーション」映画を名乗る『Mad Heidi』(マッド・ハイジ)の予告編を紹介。

MAD HEIDI Swissploitation Teaser from Decoy Films on Vimeo.

【ベスト・オブ・YouTube】「死ぬとき?」

 YouTube の厳選動画をコメントなしで紹介。

± BLVCK CEILING - Grins ± | N¡gh†m∆res ∆nd 8Ø8s
「BLVCK CEILING - Grins 〔原曲:Charli XCX〕」

『Fallout 76』に登場する「カムデン・パーク」とは?

戦いが終わり、死の灰が収まったとき

 Bethesda Game Studios による発売予定のゲーム『Fallout 76』。

 E3では、先行予告でカバー曲“Take Me Home, Country Roads”によって仄めかされていた通りウエスト・ヴァージニア州が舞台であること、スタジオ初の完全なオンライン・ゲームであること、2018年11月14日のリリースを予定していること、などが明かされた(動画)。

【ゲーム予告】『Sable』:メビウス風の砂漠を探索

Sable - E3 2018 Announcement Trailer | Raw Fury

 今年のE3で公開されたインディー・ゲーム『Sable』(開発元 Shedwork、販売元 Raw Fury)の予告編。

 開発元公式サイトの紹介文:

『Sable』は、美しくレンダーされたオープンワールドの砂漠の探索を通じた発見からなる成長物語です。若きセーベル〔訳注:単語“sable”は「クロテン」の意〕として未知の惑星をめぐる深く個人的な旅に乗り出しましょう。太古のモニュメントや、廃墟となった建造物、宇宙から墜落した船を探索し、その居住者たちの歴史を学ぶことで、世界の中の彼女の居場所を見つけるのです。

【海外記事紹介】「『レディ・プレイヤー1』におけるスティーヴン・スピルバーグの無自覚で、ゾッとするようなポップ・カルチャー・ノスタルジア」(The New Yorker)

精神的ゾンビたちのホラー映画

 紹介するのは、The New Yorker のかなり痛烈な記事「『レディ・プレイヤー1』におけるスティーヴン・スピルバーグの無自覚で、ゾッとするようなポップ・カルチャー・ノスタルジア」(Richard Brody, "Steven Spielberg’s Oblivious, Chilling Pop-Culture Nostalgia in 'Ready Player One'”, The New Yorker, 2018/04/02)

 アメリカでは2018年3月29日に公開され、日本でも4月20日に公開予定のスティーヴン・スピルバーグ監督のSF映画『レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)。《仮想現実「オアシス」を舞台に、少年が仲間たちとともに巨大企業に立ち向かい、世界を救う》という冒険物語風のこの映画をめぐっては、その不穏なディストピア的な性格が指摘されている(関連記事「『レディ・プレイヤー1』:現実世界の破滅に声援を送る」)。ここで「ディストピア的」というのは、物語の舞台となる世界が荒廃している、という意味においてではなく(その意味でのディストピアは意図されている)、作者たちによって自覚されていない荒涼とした精神風景がそこに広がっている、という意味においてである。

 The New Yorker 記事は、この映画を「ホラー映画」と評し、物語の中核にあるポップ・カルチャーへのノスタルジアに、すなわち、物語内の仮想現実「オアシス」の創造主ジェームズ・ハリデーと、映画の作者スピルバーグとが二重写しとなって繰り広げられる過去への偏愛にグロテスクなものが潜んでいるのだ、と指摘する。

『レディ・プレイヤー1』:現実世界の破滅に声援を送る

(現実じゃない)世界を救う英雄の旅

 スティーブン・スピルバーグ監督の映画『レディ・プレイヤー1』(Ready Player One)は、人々が仮想現実「オアシス」へと現実逃避する荒廃した2045年の未来で、「オアシス」の創設者の遺産をめぐり、17歳の少年が仲間たちとともに、世界支配をもくろむ巨大企業と争奪戦を繰り広げる物語である。2011年発表のアーネスト・クラインによる同名SF小説の映画化(原作は『ゲームウォーズ』の題で邦訳)。アメリカでは3月29日に公開され、日本でも4月20日に公開予定だ。

映画『レディ・プレイヤー1』予告 | ワーナー ブラザース 公式チャンネル

 1980年代をはじめとするポップ・カルチャーへの参照が物語においても宣伝においても中心に置かれている本作。

【ゲームの英語】『Watch Dogs 2』:“Going dark is no longer an option.”

あなたとあなたの生み出すデータ

 本日のフレーズ:

You are now less valuable than the data you produce. This is the new reality. Going dark is no longer an option.

Watch Dogs 2, Ubisoft, 2016)

 ハッカーを主人公とするオープンワールド・ゲーム・シリーズの第2作『Watch Dogs 2』(ウォッチドッグス2)より。

【無料ゲーム】『Bleeding Together, Dying Alone』:ともに血を流し、孤独に死ぬ

作品名:Bleeding Together, Dying alone
開発元:René Rother
発表年:2018年
itch.ioにて無料配布

 覆面の男が自分の胸にナイフを突き刺し、噴き出した血が大地を赤く染める。その血を呼び水のようにガサガサガサと群がってくるクリーチャーをショットガンでなぎ払っていると、新たなタイプの敵が登場し始め、やがて……。ワンヒット即死の短編シューター。

【ゲーム予告】『BLAZING LEGION: IGNITION』:往年のOVA的メカ・シューター

BLAZING LEGION: IGNITION [REVEAL TRAILER]

 2018年発売予定のインディー・ゲーム『Blazing Legion: Ignition』予告。エリート部隊を寝返って反乱軍に加わった女性パイロットを主人公に、巨大メカを駆って内戦を闘う、物語重視の一人称視点シューター。80~90年代のロボット・アニメを思わせる美学と、主人公の内面的葛藤を軸にした物語に力点が置かれている。開発元は、Virtuoso Neomedia Enterprises。PC Gamer の記事より発見。

【動画】「オルト・ライトを怒らせているゲーム、『Wolfenstein 2』」(Vice)

No More Nazis

 Vice の動画「オルト・ライトを怒らせているゲーム、『Wolfenstein 2』」(“Wolfenstein II Is The Video Game That's Pissing Off The Alt-Right”, 2017/10/27)が素晴らしい。今月発売された新作FPS『Wolfenstein 2: The New Colossus』(ウルフェンシュタイン2:ザ・ニューコロッサス)関係者へのインタビュー。ゲームは、第二次世界大戦で敗れ、ナチス・ドイツに占領・植民地化されたアメリカを舞台にナチスと闘う、歴史改変SFである。


Wolfenstein II Is The Video Game That's Pissing Off The Alt-Right (HBO)

 開発元 Machine Games のナラティヴ・デザイナーのトミー・ビョーク(Tommy Bjork)、販売元 Bethesda Softworks の PRディレクターのピート・ハインズ(Pete Hines)、作中でレジスタンスを率いる黒人女性を演じたデブラ・ウィルソン(Debra Wilson)の3人がインタビューを受けている。トランプ政権の誕生や「オルト・ライト」「オルタナ右翼」(Alt-Right)を名乗る極右グループの台頭といったアメリカの近況の中で、ゲームが否応なく同時代性を帯びたことに対して、それぞれの考えが率直な言葉で語られている。

【動画】Fever Ray - "To The Moon And Back"


Fever Ray - To The Moon And Back (Official Video)

 Fever Ray(フィーヴァー・レイ)の新曲“To The Moon and Back”。

 Fever Ray ことカリン・ドレイヤー(Karin Dreijer)は、2014年に解散したスウェーデンのエレクトロ・ミュージック・姉弟デュオ The Knife の片割れ(姉)。Fever Ray 名義でのソロ新曲は、2009年のファースト・アルバム以来。素晴らしい。

【海外記事紹介】「『きかんしゃトーマス』の抑圧的で権威主義的な魂」(The New Yorker)

本当は怖い『きかんしゃトーマス』

 1984年にイギリスで放送が開始され、1989年にはアメリカでも放送が始まった『きかんしゃトーマス』シリーズ。日本では、1990年から『ひらけ!ポンキッキ』の枠内で放送が開始された。人形劇からCGアニメーションへと姿を変えながら現在まで続いている人気シリーズである(Wikipedia 日本語 2017/10/01アクセス)。

 この子ども向け番組のことを、全体主義的なディストピアの描写、と呼ぶのは、突飛な見解に聞こえるだろうか?

 The New Yorker の記事「『きかんしゃトーマス』の抑圧的で権威主義的な魂」(Jia Tolentino, “The Repressive, Authoritarian Soul of ‘Thomas the Tank Engine & Friends’”, The New Yorker, 2017/09/28)は、『きかんしゃトーマス』の作品世界を覆う不穏なモチーフを分析している。

Japanese Breakfast がレトロな短編RPGを無料リリース

『Japanese Breakquest』

 アメリカのインディー・ポップ・アーティスト、Japanese Breakfast がブラウザ上で遊ぶ無料の短編RPG『Japanese Breakquest』を今月14日にリリースした。

 Japanese Breakfast(公式サイト)は、韓国生まれ・アメリカ育ちのミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)によるソロ・プロジェクト。ソロ以前は Little Big League というバンドのボーカルとして活動していた。ゲームは、エレイン・ファス(Elain Fath)という女性ゲーム・デザイナーとのコラボレーションによるもので、今年発表のセカンド・アルバム『Soft Sounds from Another Planet』に収録された曲“Machinist”とそのミュージック・ビデオを発展させたストーリーとなっている。

2017年後半以降リリースの期待のインディー・ゲーム

 2017年後半~2018年前半あたりにリリースが見込めそうな海外インディー・ゲームから注目のタイトルをリストアップ。いずれも Steam での配信が予定されているもの。

(※)発売予定は、公式サイト、Steam ストアなどに2017年8月27日にアクセスして確認できたものを記載。最新の発売予定日や日本語化の有無などについては、各作品の公式サイトやストアのリンクを参照下さい。

【ゲームレビュー】『Subsurface Circular』:シンプルに語られる、シンプルでない未来

作品名:Subsurface Circular
開発元:Bithell Games
販売元:Bithell Games
発表年:2017
Steam

舞台は環状運転の地下鉄車内

 『Thomas Was Alone』(2012年)、『Volume』(2015年)で知られるインディー・ゲーム・クリエイター、マイク・ビセル(Mike Bithell)の新作は、卓越したアート・スタイルの3Dヴィジュアルを融合させた、選択式のテキスト・アドベンチャー。

『Agents of Mayhem』のヴァン・ダム・ダンス

 ゲーム・シリーズ『Saints Row』のファンで、心はいつも木曜日「ヴァンダミンGO!」、という人にささやかな朗報。

 『Agents of Mayhem』(エージェンツ・オブ・メイヘム)は、8月15日(日本時間では8月16日)に発売されるオープンワールド・アクション・ゲーム(Steam ※現時点では日本語非対応)。『Saints Row』(セインツ・ロウ)シリーズの開発スタジオ Volition の新作で、『Saints Row』シリーズと大きくクロスオーバーする作品世界を舞台としていることがすでに明かされている。

 ゲーム内容を簡略にまとめれば、近未来の韓国ソウルを舞台に、問題児揃いの12人のスーパー・エージェントたちからミッションごとに3人をピックして、3者を自在に切り替えながら悪の組織相手にひたすら暴れまわる三人称視点のシングルプレイヤー・ゲーム、といったところ。1980年代アメリカのテレビアニメ・シリーズ『G.I.ジョー』を思わせる、と評されるコミック風のノリが特徴的で、『Saints Row』同様、ポップ・カルチャーの引用が随所に散りばめられているようだ。「ヴァン・ダム・ダンス」へのオマージュも、その一つらしい。

【動画紹介】「『Event[0]』の種明かし」(Game Maker's Toolkit)

「2016年の最も革新的なゲーム」


How Event[0] Works | Game Maker's Toolkit

 2016年の傑作インディー・ゲーム『Event[0]』(Ocelot Society)について何度か書いてきたが、日本語で利用できる、よい批評動画があったことに気がついたので、紹介。

 紹介するのは、マーク・ブラウン(Mark Brown)氏の“Game Maker's Toolkit”。ゲームのデザイン(設計)面に焦点を絞って、10分前後の長さで密度の高い分析を展開する人気の批評シリーズである。だいぶ前にチャンネル登録して、時々見るようにしていたのだが、いつからそうだったのか、シリーズ全動画(?)に日本語字幕がつけられていることに昨日初めて気がついた。

作者の知らない4つ目のエンディングが存在したゲーム『Event[0]』

(※)以下、具体的詳細は伏せるものの、ゲーム『Event[0]』(2016年)のエンディング分岐に関するネタバレを含みます。

 ゲーム『Event[0]』(Ocelot Society, 2016)は、3D一人称視点での探索とコマンド入力式テクスト・アドベンチャーとが組み合わされたSFアドベンチャー・ゲーム。プレイヤーは、遭難の末に漂着した宇宙船内を探索しながら、船に搭載されたAI「Kaizen-85」とキーボードで会話をし、地球に帰る道を探ることになる(レビューを書いた)。


Event[0] Announcement Trailer 2016

 3つのエンディングが用意されているはずのこのゲームには、4つ目のエンディングが存在する、しかし、クリエイターもその存在をつい最近まで知らなかった。・・・そんなストーリーを、同作のデザイナー/ライターであるイマニュエル・コルノ(Emmanuel Corno)氏がツイッター上で報告し、話題を呼んだ(参考:GamasutraKotaku)。