【映画予告】『Anna and the Apocalypse』:クリスマス・ミュージカル的ゾンビ・アポカリプス


Anna and the Apocalypse - Official Trailer

 エドガー・ライト監督『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004年)からかれこれ十数年。再び英国から傑作を予感させるインディー・ゾンビ・コメディが登場。『アナとアポカリプス』(原題)の予告編。ゾンビ・アポカリプスを歌って殺して生き延びるスコットランドの女子高生アナと少年少女たちの青春ホラー・ミュージカル。大ヒット作『アナと雪の女王』(原題:Frozen)をもじって『アナ黙』とか呼ばれて欲しいような欲しくないような……。

 予告編にゾンビ相手にウルヴァリンごっこ(?)をしている少年の姿が一瞬映るが、主演のエラ・ハント(Ella Hunt)は、ヒュー・ジャックマン主演のミュージカル映画『レ・ミゼラブル』(2012年)にも出演していたようだ(IMDb)。歌声は保証済み?

 監督ジョン・マクフェール(John McPhail)。9月22日にアメリカ、テキサス州オースティンでの Fantastic Fest にて初上映。

(ソース:Birth.Movies.Death., IMDb

【動画】Alessandro Cortini - "Vinvere":純然たる幸福


Vincere (from AVANTI) - Alessandro Cortini

 素晴らしい。ジャーマン・シェパードもかわいい。

 Nine Inch Nails のライブ・メンバーとして知られるアレッサンドロ・コルティーニ(Alessandro Cortini)の新曲「Vincere」のビデオ。10月発売予定のアルバム『AVANTI』より。彼自身の幼少時代の映像が用いられており、彼は曲について「“Vincere”は 若々しさ、純然たる幸福、恐怖の完全な欠如についての曲なんだ。...あの笑顔を見てごらんよ、ビデオの中の幼い僕さ。...あの純粋さに帰ることこそ、すべての人にとっての人生の究極のゴールなんだ」と語ったという(Revolver)。

Japanese Breakfast がレトロな短編RPGを無料リリース

『Japanese Breakquest』

 アメリカのインディー・ポップ・アーティスト、Japanese Breakfast がブラウザ上で遊ぶ無料の短編RPG『Japanese Breakquest』を今月14日にリリースした。

 Japanese Breakfast(公式サイト)は、韓国生まれ・アメリカ育ちのミシェル・ザウナー(Michelle Zauner)によるソロ・プロジェクト。ソロ以前は Little Big League というバンドのボーカルとして活動していた。ゲームは、エレイン・ファス(Elain Fath)という女性ゲーム・デザイナーとのコラボレーションによるもので、今年発表のセカンド・アルバム『Soft Sounds from Another Planet』に収録された曲“Machinist”とそのミュージック・ビデオを発展させたストーリーとなっている。

ゾンビ・ジャンルを可能にした「著作権の恐怖」

著作権の消失、ジャンルの誕生

 映画、ゲーム、コミックなどに遍在するゾンビ。その人気を可能にしたのは、ジョージ・A・ロメロの創造と、配給会社のミスだった。

 kaptainkristian ことクリスチャン・ウィリアムズ氏の動画「『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』:著作権の恐怖」(英語)は、そんなゾンビ・ジャンルの氾濫にまつわる歴史をあざやかに解説している(The Verge の記事より発見)。

【海外記事紹介】「北朝鮮危機は、機能している国務省を持つことがなぜ重要かを教えている」(Vox)

 北朝鮮のミサイルをめぐる緊張が示唆しているのは、外交には外交機関が必要である、ということだ。——そのように説くのは、アメリカのニュース解説サイト Vox の、思わず笑ってしまうようなタイトルの記事「北朝鮮危機は、機能している国務省を持つことがなぜ重要かを教えている」(Zack Beauchamp, "The North Korea crisis shows why having a functioning State Department matters", Vox, 2017/08/29)

 アメリカの「国務省」(Department of State)というのは、日本でいう外務省にあたる。G20のホテルの予約に失敗した際にも指摘されたが、トランプ政権は、要職の任命(nomination)・承認(confirmation)が極端に遅れており、とりわけ外交を担う国務省のスカスカぶりがもたらす支障が懸念されている。そして、北朝鮮をめぐるトランプ政権の対応にその危うさが端的に露呈している、というのである。

トランプ政権の外交は「無能のフラクタル」

 以下、Vox 記事より抜粋: