作品名:Bleeding Together, Dying alone
開発元:René Rother
発表年:2018年
itch.ioにて無料配布
覆面の男が自分の胸にナイフを突き刺し、噴き出した血が大地を赤く染める。その血を呼び水のようにガサガサガサと群がってくるクリーチャーをショットガンでなぎ払っていると、新たなタイプの敵が登場し始め、やがて……。ワンヒット即死の短編シューター。
Bleeding Together, Dying Alone | Trailer
オープニングからゲームオーバー画面まで作品を貫く荒涼とした雰囲気と、シンプルな始まりからカオスへと突入していくゲームプレイとは、『Devil Daggers』(2016年)を思わせる。だが、こちらはあくまで短編。スコアは存在せず、難易度も高くはない。私は、リスタートを繰り返して7分でエンディング(?)にたどり着いた。
見えない壁で閉ざされた戦闘のためだけの空間、ネコの体にクモ脚の生えた『遊星からの物体X』系クリーチャーに始まる正体不明の敵たち、男が行う血の儀式の意味とその動機……説明は一切与えられないが、ゲームプレイを通して描かれているものは明快でもある。紹介文には「力についての短編アクション・ゲーム」(A short action game about power.)とのみ記されている。
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