アルゴリズムに従って生成された1800京もの惑星を探索できる(≒一生かかってもできない)ことで話題の新作ゲーム『No Man's Sky』(PS4 / PC)。その「居心地の悪いサブテクスト」について、ゲーム『Spec Ops: The Line』の脚本家ウォルト・ウィリアムズのツイートを紹介するかたちで論じた記事。
ウィリアムズは、『No Man's Sky』はその美しさにもかかわらず、荒涼とした拡張主義的なメカニクスによって蝕まれている、として、次のように指摘する。
「これは、エイリアンの視点からの『インディペンデンス・デイ』なのだ。イナゴの大群のように星から星へ渡っては、あらゆる資源を食い尽くし、次の星へと移る。〔・・・〕わたしたちは、数限りない星々と生命種とを創り出すことはできるが、それらとなすべき新たなことを想像することができないのだ。」