【海外記事紹介】「4つのツイートでわかる、『No Man's Sky』最大のテーマ上の問題点」(Polygon)

Ben Kuchera, "No Man's Sky's biggest thematic problem, explained in four tweets" (Polygon, 2016/08/11)

 アルゴリズムに従って生成された1800京もの惑星を探索できる(≒一生かかってもできない)ことで話題の新作ゲーム『No Man's Sky』(PS4 / PC)。その「居心地の悪いサブテクスト」について、ゲーム『Spec Ops: The Line』の脚本家ウォルト・ウィリアムズのツイートを紹介するかたちで論じた記事。
 ウィリアムズは、『No Man's Sky』はその美しさにもかかわらず、荒涼とした拡張主義的なメカニクスによって蝕まれている、として、次のように指摘する。

「これは、エイリアンの視点からの『インディペンデンス・デイ』なのだ。イナゴの大群のように星から星へ渡っては、あらゆる資源を食い尽くし、次の星へと移る。〔・・・〕わたしたちは、数限りない星々と生命種とを創り出すことはできるが、それらとなすべき新たなことを想像することができないのだ。」