【映画予告】『Where the City Can’t See』:レーザースキャナーによって撮られた短編映画


WHERE THE CITY CAN'T SEE TEASER from liam young on Vimeo.

 Boing Boingのコリー・ドクトロウの記事より発見。

 『Where the City Can't See』(都市の目に映らない場所)は、全編がレーザースキャニングのデータ映像によってのみ構成される初めての劇映画。そう遠くない未来の、中国が所有・管轄する「デトロイト経済特区」(Detroit Economic Zone)を舞台に、その監視都市のなかで都市の眼に映らない空間を巧みに創り出す若い自動車工場労働者たちの姿を、都市を管理するロボットたちの眼を通して描く、といった物語内容のようだ。「純理論建築家」(speculative architect)を名乗るリアム・ヤングが監督、フリーランス・ライターでSF作家のティム・モーガン(Tim Maughan)が脚本を務めている。

 『Where the City Can't See』は、イギリス、マンチェスターでのイベント“The Invisible City”で、今月12日にプレミア公開された模様。

 監督・脚本の二人は、やはり都市と監視をテーマにしたもう一つの短編SF映画『In the Robot Skies』を17日からウェブ上で公開している。【2016/11/22更新】公式のアップロードでなかったのか、動画がすぐに非公開に変えられていた。リンクを監督公式チャンネルの予告編に差し替える。)こちらでは、ドローンが覆う都市のなかで自作ドローンを飛ばす若い男女のラブストーリーがドローンたちの眼を通してセリフなしで描かれる。


IN THE ROBOT SKIES TEASER from liam young on Vimeo.